今日はラッキーじゃなくマイセンのワンを購入。
これじゃあラッキーでストライクな日々ではなくマイルドでセブンな日々になってしまうな。
まぁ、ことのあらまし、
hero「さて、タバコがきれてたっけな…売店で買ってくか。」
無意味な3限が終わり教室移動で1号館に行く途中で売店へ。
hero「ふむ、最近タバコ吸いすぎだからな…ちょっとタール下げるか?でもブログ名がラッキーでストライクな日々だからなぁ…いつもどうりラッキーでいくか。」
と考え、ラッキーのボタンを押す刹那、後ろから手が伸び、ピッという音が。
下を見てみると出てきたのはマイセン。
hero「なんだぁ?」
驚きと怒りを感じながら後ろを向くと見知らぬ女性…いや英語のクラスでいつも俺の後ろに座ってるコか?
女の子「
いっつもラッキーストライク吸ってるよね?タール高いし体に毒だよ」
hero「はぁ…」
女の子「
やっぱ健康が一番だよね」
hero「はぁ…そ、そうだね」
しばしの沈黙…
女の子「
…じゃ、英語のクラスでね」
hero「あ、うん…じゃあね」
そー言って笑顔を見せると彼女はヒラリと身をひるがえし階段を駆け上がっていった。
俺はボーゼンとなりながらもおつりのレバーを回し、おつりをとるためにしゃがみ込んだ。
耳が熱くなった。
胸らへんに風が吹いた気がした。
hero「なんだかなぁ…」
俺は頭を掻きながらおつりを回収すると、買ったばかりのマイセンを口にくわえ1号館出口へと歩き出した。
今日の英語はサボることにした…マイセンの味が口にほろ苦く広まった。
こんなこと起きるはずがない。普通に健康気にして自分の判断でマイセン購入。
第一、英語の後ろの席は男だし。